不眠症の種類と特性を認識しましょう。

「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」!

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  3. 不眠症の種類と特性

年々増加傾向にある「不眠症」。現代社会における睡眠不足の大きな要因に。

不眠症

社会生活の在り方が多様化している現代。多くの人々が睡眠不足を感じているとも言われています。 そんな睡眠不足の大きな要因の一つが「不眠症」と呼ばれる各種睡眠障害。睡眠障害を自覚している 人よりも、無自覚ながら、睡眠障害となっている人が多数存在しているとも考えられているほどです。

そんな不眠症の要因は、多岐に渡っているのが実情。「ストレス」「生活習慣の乱れ」「ライフスタイルの多様化」 など様々な要因が重なり合う形で作用して、不眠症が生じているものと考えられています。ストレスという要素 ひとつとっても、現代社会においては、ストレス要因そのものも多様化しています。ゆえに、ストレスを 受けないようにする・・というのは、あまり現実的ではないもの。ストレスを受けたとしても、それを早期に解消 し、ストレスを蓄積しないような、生活を心がけることが不眠症を改善していくための第一歩となるのかもしれません。

不眠症と呼ばれる症状には、4つの種類が存在。「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」。

不眠症といっても、これは不眠に関連する症状の総称。不眠症には、大きく分けると 「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」の4つの症状(障害状況)が存在しています。 漠然と不眠症かも・・と思っているだけでは、なかなか改善にはつながらないもの。それぞれの特性・違いを理解し た上で、現在の自分がどの状態なのかを認識することが、不眠解消のために必須な要素となるものです。

入眠障害とは。

「入眠障害」は、不眠症の代表格といいますか・・他の不眠タイプと比較すると 「不眠症であること を自覚しやすい」のが、入眠障害の特徴といえます。。 「入眠障害」は、寝床に入っても、なかなか眠ることが出来ない症状のことを意味しています。 寝つき時間に関しては、個人差がありますので、単純に寝付くまでの時間が長いからといった ことを指標として 入眠障害を判別することは出来ません。 一般的には、寝床に入ってから「1時間以上」入眠するまでに時間がかかり、 その上「そんな状況を苦痛である」と感じることが多々あるという状況を目安として判断する こととなります。

中途覚醒とは。

「中途覚醒」は、睡眠中に何度も浅い目覚めを起こす睡眠障害を意味しています。 こちらも、単純に睡眠途中で目覚めることがあっただけでは、不眠症とはなりません。 中途覚醒しても、その後すぐに再び睡眠へと移行できるのであれば、あまり問題視する 必要は無いものと考えられています。問題なのは、 中途覚醒後になかなか再度寝付くことが出来ずに、”苦痛を感じる”状態。このような 状況が度々あるときには、 「不眠症(中途覚醒)」を疑い、診察を受けるといいかと思います。 ちなみに「中途覚醒の不眠症」は不眠症4つのタイプの中で最も発生割合の高いタイプと 言われています。 ただ、睡眠途中の出来事ということもあって、なかなか自覚しにくいことから、 潜在している可能性が高い睡眠障害と言えそうです。

早朝覚醒とは。

希望時間よりも、早くに目覚めてしまい、その後なかなか眠ることが出来なくなるのが「早朝覚醒」 です。こちらも、単に「朝早く目覚めてしまう」だけでは、早朝覚醒とはなりません。 早朝に目覚めてしまっても、心地よく・活発に行動できるのであれば、健康的な状態と 言えそうです。覚醒した後に、なかなか寝付くことが出来ないことによる「苦痛」を感じる及び 日中に強い眠気を感じたり、夜遅くまで起きているのが辛いと感じることが多々あるようなら、 「早朝覚醒の不眠症」を疑う必要があるかと思います。

熟眠障害とは。

睡眠時間は十分足りているのに、起床時に”倦怠感”を感じたり、”休息感”が得られていない ・・そんな症状が存在するときに、「熟眠障害」である可能性があります。熟眠障害は、長く寝床内 で時間を過ごしている人が感じやすい睡眠障害。多くの場合「入眠障害」「中途覚醒」などを伴っている ことが多く、それらを同時にケア・対処していくことが重要な要素となります。

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